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事業関連

小学生を対象とした環境教育活動を実施しました。

 2024年10月11日(金)、岐阜県内の小学校で、小学4年生を対象にした環境教育活動「カワゲラウォッチング」を実施しました。「カワゲラウォッチング」とは、岐阜県の豊かな自然を守るため、小中学生や高校生、水質保全団体などが参加し、身近な河川に棲む生き物を調べることで河川の水質を知り、調査の体験を通じて水質の保全および浄化の重要性を認識することを目的とした事業です。


 当日は、意気揚々と登場した子供たちが、少し冷たさを感じるようになった小学校近くの川に元気に入り、石に張り付いているカワニナや石の下にいたヘビトンボの幼虫、モズクガニなど、見つけた生物を次々に捕まえました。参加した子供たちは、石をひっくり返す役、網を下流側に仕掛ける役、石の下の砂利を足で網に入れる役と役割分担をしながら楽しそうに活動していました。


 川から上がった子供たちは、捕まえた生き物を3グループごとに分類し、指標生物はどれか? それが何匹いるか?を数え、集計しました。その結果、この川は『水質階級Ⅰのとても綺麗な川である』と発表され、「おぉ~!」「知らなかった!」「すごい」という声が上がりました。


 その後、予想より順調に終了したため、子供たちから「もう一回川に入って生き物を探したい!」という要望があり、先生と相談の結果、再度川に入り、自由に生き物を捕獲しました。その時間にイシガメの子どもや先ほどは見つけられなかった指標生物を見つけるなど、最後まで生き物と触れ合う時間を過ごし、普段川に親しみのない子供たちにとって良い機会になったと思います。そして帰るときには「また来年もやりたい!」という嬉しい声が聞かれました。


 また、指標生物ではありませんが、モズクガニ、アブラハヤ、ヨシノボリ、タニガワカゲロウ、チラカゲロウも発見でき、ここには豊かな自然があることを実感する活動となりました。

 
 今回の環境教育活動を通じ、小学生の皆さんには、自分たちの住んでいる地域の川がどれだけ綺麗で貴重か?そして守るべき存在であるか?を認識してもらうと同時に、普段は「楽しい!」で終わりがちな生き物採取にも意味があることを知ってもらうことで、今後の学習意欲を高める良い機会になったと思います。


 当社としては、今後も恵まれた自然環境を次世代に受け継ぐために、今回のような環境教育活動を継続的に行っていきたいと思っています。


 最後になりますが、このような機会をつくって頂いた学校関係者の皆様には、心より厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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