「キッズワークフェス in おおがき 2025」 にて職業体験を開催しました
TSUCHIYAは、2025年11月15日(土)・16日(日)に大垣市の大垣城ホールで開催された「キッズワークフェス in おおがき 2025」において、職業体験プログラムの一つとして「コンクリートを使う建設の仕事」を提供し、事前予約いただいた地域の小学生延べ38名に参加いただきました。
本イベントは、大垣市内企業の業務内容や活動を、地域の子どもたちに知ってもらうことを目的としており、社会勉強の場としてだけでなく、郷土愛の醸成や将来的な人材確保に向けた企業の認知度向上を図る取り組みです。また、社員自身が子どもたちに自らの仕事を伝えることで、日々の業務の意義や社会的役割を再確認できる機会にもなっています。今年は大垣市に根ざした計29社が参画し、各社が趣向を凝らした職業体験プログラムを提供し、子どもたちが実際の仕事に触れ、楽しみながら学べる2日間となりました。
当社の職業体験プログラムでは、普段なかなか触れることのない「建設の仕事」を身近に感じてもらうため、小さなビルの建設に挑戦していただきました。あわせて、当社が施工した構造物の紹介や、実際の現場で行われるコンクリート打設の流れを解説するなど、建設業をより深く理解できる内容を盛り込みました。
当日は、当社社員が講師となり、スケールとクリップを使った「型枠検測」にはじまり、コンクリートの「打設」「脱型」、更に完成したビルの「出来形管理」による品質確認まで、一連の工程を体験していただきました。参加者の皆さんは、初めて見る型枠やスケール、クリップなどの道具の使い方を確かめながら、真剣な表情で計測作業に取り組み、設計図通りに仕上がったかどうかを確かめていました。
また、作業の合間には当社の施工事例も紹介し、大垣駅前交差点にある高屋町横断地下道が50年前に当社が施工したものであることを伝えると、参加者や保護者の皆様から驚きの声が上がりました。
今回の職業体験を通して、参加者の皆さんからは
・「ジェラートみたいにドロドロしていたコンクリートが固まるのが不思議だった」
・「コンクリートの建物が完成するまでに時間がかかることを知って驚いた」
・「完成したビルを測ったら図面通りにできていてうれしかった」
・「打設した後に脱型する作業が楽しかった」
など、初めてのコンクリート作業に対するさまざまな感想をいただきました。
最後になりますが、本プログラムの実施にあたり、ご参加いただいた皆様をはじめ「キッズワークフェス in おおがき 2025 」の運営スタッフおよび関係各位の皆様に、心より感謝申し上げます。今回の体験が、子どもたちにとって建設業の魅力を知る貴重なきっかけとなり、将来の職業選択や学びに一助となることを願っております。
▲当社社員による説明の様子
▲脱型の様子
▲ビルの出来形管理の様子
▲保護者の方々による記念撮影
